肩こり 首こりかたこり くびこり

肩こり

肩こりについて

肩こりは、首から肩甲骨に着く筋肉の過緊張が原因で起こる症状です。

主に首を支える動きや姿勢で筋肉疲労が蓄積して、筋肉が硬くなった状態から戻れなくなることで頸や肩上部、肩甲骨の内側などに痛みやコリ感を感じます。

あまりにも緊張が強いと細い血管や神経が圧迫されて眩暈や頭痛、手腕の痺れなどが起こることもあります。

原因の筋肉を緩める事で症状は改善しますので、早めに鍼治療で改善させて、普段からストレッチや運動で再発を予防しましょう!

現在は肩こり治療といえば、「市販薬の痛み止め」「マッサージ、鍼」「整体、カイロ」などが選択に上がります。それぞれにメリットデメリットがありますので、理解したうえで選択することをおすすめします。

肩こりの原因

痛点首肩筋

①頸板状筋 頸半棘筋

これらの筋肉は背骨から後頭部に着く筋肉です。頸板状筋は外側から背骨に向かうように着き、(上から下に向かっての説明です。)頸半棘筋は後頭部内側から背骨に向かって着きます。板状筋と半棘筋の痛みやコリはオレンジの★に感じることが多く、 頭痛が出る肩こりはこの筋肉が原因になることが多いです。それは頭の皮膚の神経が板状筋や半棘筋で圧迫されるからです。二つの筋肉を緩めれば頭痛は改善します。

頭痛の治療に関してはこちら

②肩甲挙筋

この筋肉は上位頸椎の横突起から肩甲骨の上角に着き、肩甲骨を上に引き上げる動きを行います。肩こりで頸の付け根のやや外側にコリ感や痛みを感じるのは肩甲挙筋が原因です。違和感が出るのは図の黄色★の位置で、肩甲骨の上角に着く筋肉が緊張して、肩甲骨が引っ張られるから痛みや違和感が出ます。たまにマッサージなどをしていて「ここに石みたいなコリがありますね~」と言う整体師やマッサージ師がいますが、それは肩甲骨の上角(骨)です。あんまり骨の部分をグリグリ押すと表面の筋肉がつぶされて、もみ返しのような痛みになりますので軽めにした方がいいです。肩甲挙筋は頸の斜め横を通過しますので、首の後ろで緩めるように刺鍼をしなければなりません。

③大菱形筋 小菱形筋 脊柱起立筋(上部)

これらの筋肉は背骨と肩甲骨の間にある筋肉で、大小の菱形筋は背骨から肩甲骨の内側に着き、肩甲骨を内上方にひく動きを行います。脊柱起立筋は背骨の上から下に着く筋肉の集合体で、背中や首を伸ばす動きをします。これらの筋肉が原因で水色の★に痛みやコリ感を感じることがあります。感覚では「肩甲骨の内側がこる」と感じる方が多いです。あまり動きで違和感が増減する肩こりではありません。常に違和感が出ているような肩こりに感じます。

同じように、肩甲骨の内側の痛みで、脊柱起立筋が肩甲骨の内側に向かう浅い神経を圧迫して、痛みや違和感を感じることもあります。この場合もほとんど同じ内容で改善しますので、問題ありません。

④僧帽筋

僧帽筋は後頭部から腰と背中の間までの長さがあり、そこから肩甲棘に着く大きな三角の筋肉です。肩こりに関係するのは心臓より上の筋肉で、薄い筋肉が覆うように着いています。この筋肉で起こる肩こりは、頸と肩の間にコリや痛みを感じます。肩こりで一番多く違和感を訴えるのはこの筋肉で、青色★の位置に肩こりを感じます。

首を支える姿勢と、肩甲骨を上に引き上げる動きで使いますので、デスクワークや肩腕を使う職場だと過緊張になりやすいです。

 

病院、肩こりの対応

肩こりが辛くて病院に行く人がいますが、基本的に痛み止めとシップを処方されます。これは痛みを一時的に緩和するためです。

そもそも、病院では「慢性的な肩こり」というのは保険対象外です。「慢性的」の治療をOKにすると、どの病院でもマッサージ師を入れて治療を行うでしょう。そうなると確実に医療費が莫大になり、医療制度が崩壊します。そうならないために、「慢性疾患」は基本的に保険適用外になっています。

なので、慢性筋肉疾患に関しては、基本的に湿布と痛み止めの処方になるのです。それでは、治るものも治りません。

さらに、湿布に関しては、寝るときに貼ると筋肉の緊張が緩まなくなり、慢性化になることがあります。

抗炎症の成分を含む湿布は、血管収縮が起こるので炎症は改善されますが、筋肉内の血流が悪くなるので筋肉の緊張が緩和されなくなります。簡単に言えば「休んでも筋肉疲労が抜けなくなる」のです。

本来湿布は動く昼間に貼るものですが、コマーシャルで夜に貼るのが出てから、間違った使い方をされるようになりました。

長期間痛み止めに頼っていると、悪化しているのに気が付かないことが多く、治りずらい状態になっている人が多いです。

早めに筋肉治療にきり変えることをおすすめします!

 

マッサージ、鍼、整体、カイロ

これらの治療は、主に筋肉を弛緩させることで肩こりを改善させるものです。筋肉を直接もんだり、鍼を刺すことで、筋肉を弛緩させ神経の圧迫を改善させます。

基本的に治療者の技術にも差が出ますが、マッサージなどは一時的に良くなりますが、次の日には戻ることが多いです。いい状態をキープするなら週3回ぐらいは行わなけてはいけません。

運動やストレッチはどうか?痛みが強いときや筋緊張が強いときは、あまり効果がありません。しかし、ある程度良くなったら、いい状態を維持するのにはとても有効です!

私は鍼治療をおすすめします。なぜなら効率がいいからです。

鍼治療の大きな強みは、直接過緊張になっている筋肉に刺せることです!直接鍼が届くので効果も大きく、効率よく改善します。

私が(院長吉村)が最も効率的だと思う方法が、

痛みや違和感が強い段階は鍼治療で改善し、

生活に支障ないレベルになれば有酸素運動を行って予防して、

軽度の違和感が出ればストレッチやマッサージで改善を促す、

それでも、痛むまで悪くななら鍼治療で改善させる。

 

この流れが最も効率的で、負担も少ないと思います。

 

肩こりの鍼治療

頸部刺鍼

肩こりを改善させるには、過緊張になった筋肉を緩める必要があります。筋肉は繰り返し同じ動きをしたり、長時間同じ姿勢でいることで筋疲労から緊張が強くなります。これが繰り返された結果「慢性の肩こり」になるのです。

筋肉を緩める方法はいくつかありますが、より効率的に改善させるなら「筋肉にしっかり、多く刺す鍼施術」です。

頸の筋肉は細かい筋肉の集まりで、いくつもの層になっています。表面の筋肉はマッサージや整体、浅い鍼でもある程度は改善しますが、深い層の筋肉が緩んでないので翌日には元に戻っていることが多いです。

北京堂鍼灸では、写真のように肩こりの筋肉に多く、しっかり刺す鍼治療で効率よく改善させることを目的に治療を行っています。

直接原因の筋肉に刺鍼することで、筋緊張は緩和します。そして、多く刺すことで首の筋肉全体を同時に改善させるのです。

科学的メカニズム

鍼治療は筋肉に鍼を刺す事で、筋肉内の血管を広げる反射(軸索反射)が起こります。

軸策反射により筋肉内の血管が拡張して、新しい血液が筋肉内に入ります。

新しい血液に含まれる酸素とATPが筋細胞に入ることにより、筋肉は緩み、筋緊張が緩和されるのです。

より詳しいメカニズムについてはこちら

 

まとめ

肩こり、首こりには鍼治療がとても効果的です。軽症なら1~3回で気にならなくなります。

しかし、仕事や生活で首の筋肉を過度に使う人や、首の筋肉が細い人は回数が多くかかったり、再発がしやすいです。

そういった人は、鍼治療以外にもストレッチや有酸素運動、温め、マッサージなどケアを多くして、良い状態をキープできるようになりましょう!

当院では、患部の状況に応じたケアを説明紹介しています。このホームページ内のも今後載せる予定です。

湿布は、寝るときに貼ると筋肉の緊張が緩まなくなります。昼間だけにしましょう。(抗炎症の成分を含む湿布は、血管収縮することで、筋肉が弛緩できなくなるため)

湿布や痛み止めは、痛みを一時的に感じにくくするものです。根本的に改善はされません。

鍼治療やマッサージなどで、原因の筋肉を改善して根本的な改善を目指しましょう!

元気な毎日

肩こり、首こりは早く治療すれば、少ない回数で、痛みも少なく改善します。

反対に長期間放置すれば、筋肉の緊張状態が強くなるので、治療回数が多く必要になり、鍼治療も刺激が強く感じます。

早めに治療することをお勧めします!そして、肩こり、首こりの無い元気な体を取り戻しましょう!