難病の鍼灸

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難病の鍼灸

北京堂では一部の難病疾患に対して、症状の改善緩和を目的とした鍼灸施術を行っております。

原因不明な難病ですが、原因がわからなくても、症状の緩和自体は可能です。

なので根本的改善ではありませんが、症状の緩和、難病の進行を遅らせること、日々の生活を少しでも楽にすることを目的としています。

・自律神経症状の緩和
・運動機能の改善、維持
・疼痛、深い症状の緩和

今の介助のいらない状態を出来るだけ維持する為に、筋肉や関節状態を改善させましょう。

しっかり寝れる、深く寝れる、手足が冷えない、リラックスが出来る様に、自律神経の不調を改善させましょう。

痛みや不快症状を無くすために、筋肉の過度な緊張を改善させましょう。

難病の施術

難病施術は主に、自律神経治療、運動機能治療、疼痛緩和治療を複合させた施術となります。

施術内容は、体幹部の鍼、頭皮針がメインになります。

体鍼

直接患部や四肢体幹に鍼治療を行い、筋緊張の緩和や神経の圧迫を改善することで、肉体的な不調症状や自律神経症状の改善を目的としています。初期は刺激量を少なめに、徐々に刺激量を変更しながら適切量を決めます。

難病の場合、複数の症状が同時に出たり、あちらこちらに変化、移動していきますので、症状の変化に対応できるように、治療もそのつど変化させて行います。

頭皮針

頭皮の皮下層に水平に鍼を刺す治療法です。国際的には多くの国で行われている治療法ですが、国内ではあまり多くなく、難病関連の病院や鍼灸院の一部で行われています。

頭皮に鍼を刺すことで、大脳皮質を中心に脳の血管拡張を起こすことが科学的に解明されており、その反応を用いて仮死状態や変質し始めた脳神経細胞を活性化させることで、中枢性からの不調症状などを改善させるものです。

日本では鍼灸が民間療法と思われがちですが、海外だとゴリゴリの医療行為です。頭皮針の流派YNSAを設立した日本人医師「山元勝敏先生」はドイツ、アメリカ、ブラジルを中心に有名な頭皮針のパイオニアです。

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