難病への取り組み

網膜色素変性症 難病の施術

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網膜色素変性症 難病の施術

網膜色素変性症は、網膜に存在する光感受性細胞である錐体細胞や桿体細胞が徐々に退行し、視力の喪失や視野の狭窄を引き起こす疾患です。この病気は遺伝的な要因によって引き起こされることがあり、早期発症型と成人発症型の2つの主要な形式があります。

網膜色素変性症の主な症状には、視力の低下、視野の狭窄、光の過敏症、暗順応の遅延、色覚異常などがあります。病気の進行によって、中心視野や周辺視野の喪失が起こり、最終的には完全な失明に至ることもあります。

現在のところ、網膜色素変性症の根本的治療法は存在しません。しかし、症状の進行を遅らせるための対症療法や補助的な治療法はあります。症状を進行させない、失明を回避することがとても重要になってくるのです。

現在の科学でわかる事、対処法

現在の病理科学では、視細胞の退行変質などが起こっていることで、視力の低下や視野の狭窄が起こっています。

しかし、細胞の退行変質を起こす原因とその対処法については未だに完全に解明されていません。

現在の病理科学でわかるのは、眼底にある毛細血管の血液循環が悪くなっているのです。

つまりは、視細胞が機能するために必要な新鮮な血液の循環(細胞への酸素供給)が滞っている事で細胞の変質が起こっているのです。

その血液循環の改善を行うことで、視力の低下や視野狭窄の進行を防ぐことができています。

方法は様々ありますが、当院では鍼治療での施術を行っております。

鍼灸と網膜色素変性症

当院では直接的と間接的治療により、眼底部の血流改善を行っています。

直接的は、眼窩周囲の血管拡張を起こす施術。

間接的には、脳の視覚野と自律神経に対する施術です。

自律神経系は副交感神経優位な状態を作ることで、リラックスした神経状態になり、結果血液循環が改善しやすくなります。いわば、改善の土台作りです。

脳の視覚野は後頭部にあり、見たものを処理する部分です。後頚部や後頭部の刺鍼で脳大脳皮質の血管拡張による循環改善を行うことができます。

直接的な眼窩周囲の血管拡張は視細胞の修復や変質を防ぐことを目的とします。

受容器、処理機関 土台、この3つに対しての施術です。

当院の難病治療について

網膜色素変性症でお悩みの方で、鍼治療に興味がある方はご相談や体験してみてください。

体験の流れ

  1. LINE相談か予約、お電話でのご相談
  2. 希望時間の予約
  3. 来院、問診、説明
  4. 施術
  5. 説明

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