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坐骨神経痛

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坐骨神経痛

ほとんどの坐骨神経痛は、深鍼治療で改善が可能です!

坐骨神経痛のほとんどが筋肉による神経の圧迫が原因で起こるからです。(梨状筋症候群、大腰筋や腸骨筋、下肢筋などの神経圧迫)

痛み痺れ、感覚障害などで不快感を我慢しているなら、一度は鍼治療を試すのをおすすめします。

  • 足が痺れる
  • 足が痛む
  • 足の感覚が鈍い
  • 何がを踏んでいるような感覚が常にある

坐骨神経痛は「しびれ」「痛み」「何かが張り付いてる様な違和感」を感じるツライ症状です。 少し違和感がある程度なら良いですが、放置すると悪化して強いしびれになったり、感覚が明らかに鈍くなったりします。

坐骨神経痛の特に困ることは、薬が効かないことです。市販や病院で薦められる薬のほとんどが「痛み止め」です。ですが、痛み止めは、痺れには効果がありません。坐骨神経痛は痺れ(神経痛)が原因だからです。

他にビタミンB関係の薬(ナ○リンなど)もありますが、これは神経組織の修復を助ける薬で、長期服用で効果がみられます。ですが、神経が圧迫されている状態なら効果がみられないことがあります。

こんな坐骨神経痛で悩む状態が、長く続くようでは何をしていても楽しくありませんし、なにより仕事や生活に支障が出ます。早く坐骨神経痛を改善して仕事や運動に復帰しましょう。

坐骨神経痛の原因


坐骨神経痛は病名というより、症状の総称です。坐骨神経が何らかの原因で圧迫をされたことで、「痺れ」「痛み」「何かが張りついている様な違和感」を感じることを坐骨神経痛と呼びます。

坐骨神経痛の原因は大きく3つに分かれます。それは骨(関節)、筋肉、椎間板です。 骨が圧迫する坐骨神経痛は実はかなり少なく、ほとんどの坐骨神経痛は筋肉が神経を圧迫しています。

主に足に向かう神経の出口にある大腰筋や、お尻にある梨状筋等の殿筋群が圧迫するのです。

筋肉が圧迫する坐骨神経痛の特徴は、姿勢や動き、時間帯で症状が強弱することです。 原因の筋肉が、異常に緊張することで、神経を圧迫します。なので体温の上がり下がりや、姿勢、動きで変化があるのです。

治療は、原因の筋肉に鍼を届かせて、筋肉の緊張を弛緩させることで、神経の圧迫を緩めて、坐骨神経痛(神経症状)を改善させます。

足の神経痛の種類と原因筋

病院で坐骨神経痛だと診断されている人の中に、実は別の神経痛の方もいます。足の神経は、坐骨神経だけではありませんので、当然他の神経が原因の場合もあります。

詳しく説明していきます。

坐骨神経

坐骨神経は、腰から出て束になり、お尻から後ろに出てきて、腿のうら、膝の裏を通過して2つにわかれて、足の表裏にいたります。

坐骨神経痛の症状が出る位置も、神経走行上でお尻や腿裏、ふくらはぎ、足の表裏に出てきます。

【痛む動作、姿勢】腰を伸ばしたり、長時間座る姿勢、ハムストリングのストレッチなどで、痛み痺れ感覚障害が強く出ることがあります。

*坐骨神経は、神経を圧迫する可能性がある筋肉が多いので、同じ坐骨神経痛でも、症状の出方に違いが出ます。一般の方が、原因を特定するのは難しいです。

外側大腿皮神経

腰の神経の一部が束になり、股関節から外に出てきて腿の外側を通過して、すねの外側にいたる神経です。

足首より下には症状は出ませんが、腿の横やすねの外側に違和感や痛みが出ます。主に股関節の筋肉が緊張することで、神経が圧迫されて痺れや、重だるい痛み違和感が出ます。

【痛む動作、姿勢】 長時間の椅子に座った姿勢や、長時間の立位で、お尻の筋肉(中小殿筋)が緊張が強くなり、神経症状がでます。お尻を叩くと少し楽になり、痛むお尻を下にして横になると症状が強くなる。

大腿神経痛

結構稀な神経痛です。腰から出た神経の一部が、股関節の前側から出て、腿の前にいたる神経です。神経症状は腿の前までしか出ません。たまに神経が長い人だと、膝がピリピリ痛むと訴えることがあります。

【痛む動作、姿勢】 立位、歩行時に腿の前面に神経症状が出る。

足の神経痛と鍼灸治療


北京堂の治療鍼灸は、原因の筋肉に直接アプローチが出来る、最新鋭の鍼灸です。

坐骨神経痛の原因は、先にご説明した筋肉が原因のことがほとんどです。これらの原因の筋肉を緩めて、神経の圧迫を取り除く様にする方法は、直接原因の筋肉に鍼を刺すことです。

筋肉に鍼を刺す事で、筋組織内を通過する血管は拡張して、筋組織の弛緩や回復が起こります。これは直接筋肉にアプローチが出来る、鍼施術ならではの効果です。

さらに当院でしかできない事が、「坐骨神経痛の原因である、全ての筋肉に安全に鍼を刺せる」事です。

説明した坐骨神経痛の原因の筋肉のすべてを安全にしっかり鍼を届かせることが出来るのです。これは当院の流派「北京堂の治療鍼灸」ならではの鍼技術です。  この技術のおかげで、坐骨神経痛が効率的に改善するのです。

科学的メカニズム

鍼治療は筋肉に鍼を刺す事で、筋肉内の血管を広げる反射(軸索反射)を起こります。

軸索反射により筋肉内の血管が拡張して、新しい血液が筋肉内に入ります。

新しい血液に含まれる酸素とATPが筋細胞に入ることにより、筋肉は緩み、筋緊張が緩和されます。

坐骨神経痛(足の神経痛)の場合、過緊張になった筋肉が、神経を圧迫しているのが原因なので、原因筋の弛緩による神経の圧迫の解除が重要になります。

さらに「詳しいメカニズムについて」はこちら

元気な毎日

坐骨神経痛は、痛み痺れ、感覚障害の起こるとても辛い症状です。

私自身が、同じ経験をしたから言えますが、治療はできるだけ早めに受けたほうが良いです。

長期間の神経の圧迫は、神経自体にダメージが出てきますので、早く神経の圧迫を取り除けば、少ない回数で改善しますし、再発もしにくくなります。

症状が改善した後は、ウォーキングなどを行い、筋肉自体を動かす習慣をつけましょう。それも再発防止になります!

反対に長期間放置すれば、重症化して治りずらくなり、治療回数が多くかかったり、完治しなくなることもあります。

早めに治療することをお勧めします!そして、坐骨神経痛の無い元気な体を取り戻しましょう!

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